古代小アジアを支配したリディア(Lydia)の首都サルデスで製造された「世界最古の銀貨」です。リディアの国王クロイソス(Croesus:在位紀元前561年-547年)は、莫大な富で知られた国王で、Croesusはギリシャ語とペルシャ語で「富める者」を意味し、英語でも「He is as rich as Croesus」(彼は大変な大金持ちだ)という慣用句もあります。コインの表(おもて)面には左にライオンの頭部、右に牡牛の頭部が「権力と富の象徴」としてデザインされており、裏面には二分割陰刻印があります。リディアと都市サルデスの位置は8枚目の地図をご参照ください。サイズは(最大・横)直径15mm,重さ5.10gです(リディアの貨幣単位1スターテル=10.69g、1/2スターテル=5.345g)。「世界最古のコイン」をコレクションに加えたいと思い世界的なコイン専門のネットショップ「Vcois」で購入しました。商品は写真のギリシャコインとプラスチックケースのみで他に付属品はありません。